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12.31.00:00

■ 雪うさぎ組 製作記

2024/12/31 完成




2020年頃に販売しました宇宙うさレギュラーメンバーの真っ白なカラバリ「雪うさぎ組」。
うさオーナーの皆様も自由にカスタムしてくださり人気の高い子たちでしたが、
うさ工場自身はなかなか製作する時間が取れず、約5年後にようやく製作に着手できました。





太陽系の外側の方、極寒の宇宙空間で小さい天体を調査する宇宙うさチームとなります。











「灰簾&椪柑」の白コートは MINUTES/みと様にお願いして製作していただきました。
同じく宇宙柄タイツも、みと様製作となります。
「火閃銀」のカニホル様によるネコミミパーカーも、全部白の特殊オーダーだったと思います。
お洋服ディーラーの皆様方、想像の具現化にご協力いただき、いつもありがとうございます。




<製作開始>



こちらが2020年販売当時のメンバーリスト。
当時、難黄変ホワイトレジンの正しい使用法が見つからず失敗を重ねており、
メイン生産ラインと別枠で、旧うさヘッドの再販&難黄変レジンの実験を兼ねた企画でした。


サイドストーリー的な企画ながら、設定やイラストもしっかり製作し、
おまけ用のトレカまで用意した、お気に入りのうさメンバーでした。
実際に作ってみたいな…と思いつつ、願いは彗星のように遠のいていきました。


雪うさ製作開始時です。それまでコツコツ集めていた衣装やパーツ類。
ブーツはメーカー市販品に真鍮製の噴射ノズルなどを加工した、宇宙用改造ブーツです。


簡易フェイスチェンジも加工し、髪パーツの塗装から開始です。
雪が降る前の曇天のようなホワイトを目指しました。


ベースの白 + 青系グレー(Mrカラー/ミディアムブルー)極少量を追加した色で
毛先にグラデを入れました。


いつもですと使い勝手の良い「くろうさフェイス」を選ぶところですが、
くろうさフェイスのカスタムばかりで少し飽きてきましたので、
この子は「肌色やみみゅーフェイス」でチャレンジしました。


どうかな〜?と思いつつ、まあワンオフだし…と楽しみつつ進行。


くろうさフェイスはカスタムベースとして異常に使いやすかったように思います。
やみちゃんフェイスは自分にはちょっと難しい。


珍しいアイラインになったけど、とりあえず良しとします。
流れ星が消える前に、素早く完成させます。


ぽんかんちゃんもサクッとアイペ。
こちらは後期型くろうさフェイス。ちょっと目が大きくて子供っぽい。


瞳にはグロスメディウムでドーム盛り加工してキラキラ感を出します。


白くろうさもあまり悩まずにアイペ。
こちらは前期型くろうさフェイスで目が小さめ。


グロスメディウム加工は以前は失敗しやすく苦手でしたが、
固まりかけたグロスメディウムをMrホビーのアクリジョン薄め液で戻したところ、
乾燥がゆっくり&きれいなドームができるようになり、失敗が一気に減りました。


3人ヘッド揃い。アイペの雰囲気がバラバラですが、個性ということで…。


小物類の資材を調達。
最近は近所の手芸屋さんがどんどんなくなってしまい、また使用する量もごく僅かなので、
今回は100円ショップで使えそうなもの(手袋、ぬいぐるみ、マスコットなどなんでも)
を直感にまかせて仕入れてきました。


雪うさマフラー先端の宝石パーツ(地形センサー)はジュエリーシールから流用。
マフラーの芯になる針金をジュエリーパーツから伸ばしておきます。


模型雑誌の作例で「クリアーパープルの部品に蛍光ブルーを吹き付けるとクリアーブルーになるよ」と読んだ記憶があり、試してみたら運良く成功しました。


宇宙空間にたなびく長いマフラー。
天体の地表を計測するセンサー類は、長い支柱で宇宙機本体から距離をおくことに由来します。
マフラー本体はフェルトの両面貼り、ポーズ付け用に内部に細い針金が通してあります。
本体側の針金は襟元から服に入って、おなかあたりをグルグルに巻いてます。


ちょっと悩んだのが防寒キャップ。
うさが被れそうな布製品ないかな〜と捜し、この子の耳の先端部を拝借しました。
ありがとうポチャッコくん…(たぶん違う)


防寒帽子や飛行帽をイメージ。とはいえ雰囲気重視でかなり適当なつくり…。
いつか構造をきちんと研究して、再チャレンジしたいところ。


ミトン手袋はどうしようかな〜と悩み、手袋の着脱はオミットして貼りこむ方式に。
余った宇宙うさ平手にシアノンで指の間を肉盛り、ヤスリでミトン風の形に整え、
手袋の芯を作ります。


芯になる手首の表面に、100円商品から剥ぎ取ったボア生地を貼りこみます。
ボンド作業は難しそうなので、両面テープ(強力タイプ)を使用しました。


服の表面にクリアーパーツのセンサー類、胸にエンブレム(通信機)などの小物を
両面テープで固定し、念願の雪うさぎ組完成となります。


これからも雪の降る日に時々登場するでしょう。




<雪うさぎ組・資料室>


灰簾&椪柑は、レギュラーうさのパーツをミックスした「フュージョンうさ」となります。









古き良き時代のNHKスペシャル風の解説画像。
いろいろな宇宙写真や文献などを合成して作ってみました。


こちらは、キット販売当時にセブンイレブンのネットプリントでA3判ポスターが出力できる
企画のものです。ちょっと小さめサイズで再録。





<おまけ・小惑星「トリフネ」フライバイ計画進行中の「はやぶさ2」>

2026年6月24日、小惑星「リュウグウ」から帰還した「はやぶさ2」の拡張ミッションとして、
小惑星「トリフネ」への近接撮影&フライバイ計画に関する記者会見がありました。


過去の小惑星探査計画の一覧。
小さい天体と一緒に飛んだり、周りをぐるぐる回ったり、一瞬だけすれ違ったり。
いろいろな探査方法があります。


今回のはやぶさ2は、くるくる自転する数百メートルのピーナッツ「トリフネ」という小惑星を、かすめる様に飛びます。
進行方向正面に固定されたメインカメラしか使えないので、ギリギリまで衝突コースを飛ぶそうです。
4基あったメインエンジンは3基が破損して使用不可、残った1基も不安定、姿勢制御モーターのみで運用中とのこと。


地球に落下するおそれのある天体に事前にアプローチする「プラネタリーディフェンス」という考え方があり、今回のはやぶさ2の「すごく小さい天体を目指して迷わず飛ぶ」技術が、将来的に非常に有用とのことです。



<うさうさ作例企画>
モノやみちゃん製作記
『雪うさぎ組』製作記
究極やみみゅー製作記_1
究極やみみゅー製作記_2
黒肌素体「石炭袋」試作記
うさうさ卒業式_1
うさうさ卒業式_2